tenbox

誕生して2年も経たずY’sとのコラボを果たした、東京生まれの新進気鋭ストリートブランド『TEN BOX』

ここ最近では色んな言語のプリントがストリートを賑わせているが、東京発で珍しい漢字を使っているブランドがある。それがまだ誕生して間もないけど、現在ストリートで話題となっている、異彩を放つ東京のブランド「10匣(テンボックス)」。まだまだ若いブランドなのに、とても注目されているんです。そのブランドについてちょっと深掘りしていきます。

-10匣(TENBOX)とは?-

2017年正月より始動した東京発のブランド。「その時に着たいものを」「作りたいモノが出来たときに」新作を出すスタイルでブランドを展開しており、国内外で活躍する著名なアーティスト陣が描く”10匣”のグラフィックのみをアイデンティティとしています。グラフィックを手がけたアーティストに関しては、一切の情報を非公開として謎に包まれています。また、これがビッグネームのアーティストなんだとか。

また、TENBOXの名前の由来は、たまたまスワップミート(フリーマーケットのこと)で「10 BOX(テンボックス)」って言ってるのを聞いて、かっこいいなと思い命名。でも実はそれが「10 BUCKS(テンバックス)(ドルのスラング用語)」の聞き違いだったんだとか。
今のブランドは英語が主流な中、日本人のストリートブランドとしてそれを着て欲しいという意味も込めて、あえて漢字のロゴ”10匣”にしたそうです。

もともとブランドを作るつもりは一切なく、事のスタートはすごく欲しかったのにどこにも売っていなかった赤いクルーネックのスウェットを作ったのが始まりでした。友人のアーティストに「10匣」というロゴのデザインを依頼して、そのロゴを入れたスウェットを作りました。

スウェットを作った後に、今度は別のアーティストに頼んだグラフィックが入ったコーチジャケットを作り、それを着ていたら、当時勤務していたセレクトショップや、そのプレスに問い合わせが来るように。その後10型くらい作ったアイテムが卸先のH BEAUTY & YOUTHでバズった。そこから本格的に10匣がスタートすることになりました。

-ディレクターの大森”Pigu”憲一氏-

1990年代から毎年欠かすことなく渡米し、アメリカのカルチャーやファッション、サーフィンについて学んで来たPigu氏。17〜22歳くらいまでは地元の池袋のサーフショップに通い、23歳でセレクトショップに入社し、店長時代もショップスタッフを連れて年に2回は渡米するほどアメリカ文化に魅了されたそうです。
本当に洋服が好きだったから、表層的なファッションではなくて、「これが本当のアメリカ(のカルチャーやファッション)だ。」と自身で知りたかったし、知って欲しかったから足繁く通っていたとのこと。

彼は英語が話せないそうですが、そうやってアメリカに通うたびに現地にどんどん友達が出来、通訳を入れると、その時点でビジネスになってしまうため、話せない代わりにサーフィンしたり、バー行ったり、とにかく一緒にいることでコミュニケーションをとっていたそう。
そして2017年、15年務めたアパレル会社を退職し“10匣”を立ち上げました。ただ売るだけではなくさまざまなイベントなどの企画を行い、コミュニティブランドとして人と人の繋がりを大切にするブランドであり続けることを心がけてブランド運営をしています。


↑こちらはビジネスパートナーでTENBOXの秘書をやっているcaoriさん。二人の雰囲気がとても素敵です。

人とのつながりを大事にする、というところで、現在人気アパレルブランドとしては珍しい試みで、クラウドファンディングを行なっています。現在、テンボックスの拠点は神奈川県綱島にあり、そこを元卓球日本一の山田真由美さんと一緒に“人が集まるコミュニティの場を作りたい”という思いから始まったこの企画。ここで、クラウドファンディングをすればTENBOXのレアなアパレルウェアもゲットできます。気になる方は是非みてみて。

10boxクラウドファンディング▶︎▶︎

-多数手がけるコラボで今度はY’sと-

誕生から約2年経つTENBOXは様々なコラボレーションもすでに行なっています。そして先週、日本が世界に誇るファッションデザイナーである山本耀司によるブランド『Y’s(ワイズ)』とのコラボを果たしました。
2014SSにY’sから派生する形で生まれ、Y’sの根底にもある男性的な要素をもたせながらパターン(型)の技術とバランス感で現代的で女性らしいスタイルを提案する「Y’s PINK(ワイズ ピンク)」とのまさに異色となる今回のコラボ。
今回でたアイテムは、オリジナルパターン(柄)で編まれTENBOXの商品としては初めてのアイテムであるクルーネックニットや、Pigu氏がアメリカのガソリンスタンドで購入した覆面キャップをきっかけにつくられたバラクラバ(目出し帽)、そのバラクラバがグラフィックで模様になったハイソックスや、プリントされたロングスリーブTシャツなど、ミニマムなアイテム類で構成されています。

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こちらTENBOXは全国各地で展開しています。
また今後も目が話せないブランドの一つとなりそうです。

10匣 OFFICIAL WEBSITE▶︎▶︎

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