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世界が認めるブランド“sacai”を手がける日本の女性デザイナー阿部千登勢と言う人物。

今世界で活躍する日本の一流ブランドの中のひとつ「sacai(サカイ)」
コレクションでは高評価を得ており、以前ご紹介したメンズ心をくすぐる、最先端のファッションフリークのための初の巨大なストリートの祭典、”HYPEFEST”にいた日本人はだれ?でも掲載しましたが、最先端のファッションフェスにも登場したりと、多方面から注目されている日本の誇るブランドなのは認知してる人も多いでしょう。
そのsacaiのデザイナー“阿部千登勢(あべちとせ)”は、日本人女性。世界で活躍しているのはとてもかっこいいし日本人の女性として尊敬します。そんな彼女がどんな経緯でここまでたどり着き、どのようにsacaiが誕生したのか、わかりやすく解説していきたいと思います。

-デザイナー阿部千登勢-

-幼少、学生時代-
・1965年岐阜県生まれ。洋服の仕立て屋に勤める母の元、幼い頃より洋服に囲まれた環境で育つ。
・幼少時代から人と同じ格好をするのが本当に嫌で、自分の服装を友達に真似をされると、すぐにへそを曲げた。
・小学校5年生の頃、テレビCMでファッションデザイナー三宅一生を目にして、「ファッションデザイナー、そんな仕事があるんだ!」と直感してから、その夢が変わることなかった。
・東京に出たかったけど、両親の反対があり、岐阜から名古屋のファッション学校に片道2時間程かけてヴィヴィアン・ウェストウッド(Vivienne Westwood)に身を包み通っていた。(変な格好をしてるってことで、地元でけっこう有名だったそう。)

-社会人時代-
・大手アパレル WORLD(ワールド)に入社。
・そこの勤務中に会社の近くにComme des Garçons(コム デ ギャルソン)があり、そこですれ違うスタッフの姿に憧れ、2年程でワールドを退社。
・1989年、当時、パリコレで世界に衝撃を与えていたComme des Garçonsに入社する。
・1992年、JUNYA WATANABE(ジュンヤ ワタナベ)の立ち上げに参加。
・1996年、結婚。翌年に妊娠を機にComme des Garconsを退社。

-sacaiの誕生-
どんな会社にいても、子供がいたらそれまでと同じようには働けないと思い退職したそうですが、夫で自身もkolor(カラー)のデザイナーである阿部潤一から、少しずつでも、とデザイナー復帰を勧められ、計5型のニットでsacaiのファーストコレクションを作り上げました。
ちなみにブランド名のsacaiは阿部千登勢の旧姓より、夫・阿部潤一のアイディアで付けられたそう。こうして、1999年、東京でsacaiは誕生しました。

-sacaiについて-

sacaiのコンセプトは「日常の上に成り立つデザイン」。スタンダードなものを大切にしながらエレガントな要素を加え、ベーシックなアイテムにひねりを加えることで、sacaiによる「ニュースタンダード」を表現しています。
基本的には阿部千登勢本人が自分が着たい服を作ってるのだとか。
1999年にブランド設立以来、ブランド設立前に所属していた、コム デ ギャルソンのように大々的な宣伝をすることはなく、雑誌の紹介、スタイリストやセレクトショップからの高い評価、ユーザーによる口コミで人気が広がりました。

2007年には毎日ファッション大賞を受賞し、2009年にはメンズラインも展開を開始します。
同年には、アウターで知られる「MONCLER(モンクレール)」から日本人で初めてのデザイナーに抜擢されます。ここでさらにsacaiをワールドワイドに展開する大きなきっかけとなりました。

2011年にはフランス・パリでコレクションを開始し、9月には東京 南青山に初のフラッグシップストアをオープンします。sacaiのコレクションは現在、世界40カ国の230以上もの店舗で販売されています。

-数々のコラボレーション-

2015年にNIKE x sacaiのコレクション発表。Hender Scheme、LACOSTE、THE NORTH FACE、UNDERCOVERなどといった名だたる顔ぶれとのコラボレーションを果たしています。
先日もNIKEとのコラボのコレクションがが発表になったばかりです。

sacaiをこれからどうしたいか?どういう未来にしたいか?本人も探りながらやっていて、もっともっと確固として、堅固で、揺るぎないものになりたい、と思っているそう。
唯一彼女自身が考えていたのは、他の人とは違う方法で成功したいということ。私は違っていたい、と言うのは小さい時から変わっていないですね。

『それを見て「sacaiのやり方っていいよね」とか「こんなやり方でうまくくんだ」とか思ってくれたら。最初にお金が無いと始められないって思ってる若い人がいるとしたら、それはちょっと違うんじゃないかな。私を見て、そういうやり方あるんだ、と思って欲しい。クリエイティブの面でもビジネスの面でも。でも私もまだ100%じゃないのよ。そういうレベルになるために、まだまだ、仕事も遊びもいっぱいしなくちゃ。』
そう語っていた阿部千登勢。とてもかっこいい考え方で一人の女性としてとても尊敬します。
これからsacaiの更なる成長に目が離せません!
sacai official site >>>

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